トロントの短期・長期留学を比較 ー 1週間・1ヶ月・1年の特徴とメリット
トロント留学の短期と長期の違い、1週間、1ヶ月、1年間の特徴とメリットを期間ごとに徹底解説!
短期留学と長期留学
短期留学
1週間〜1ヶ月の留学を短期留学といいます。
フルタイムの学生以外は観光ビザでの入国が可能なので、語学留学がであればカンタンにできます。
渡航前にインターネットでeTAカナダ政府公式ウェブサイトから電子渡航認証(eTA)の申請する必要がりますが、書類は必要なくパスポートのみで6ヶ月間の滞在が可能です。
ただし、未成年者の単独の渡航は別途で書類が必要です。また、語学学校のプランによっては学生ビザが必要になるので、事前に確認をしましょう。
長期留学
一般的には6ヶ月〜の留学を長期留学と認識する人が多いです。
学生ビザ以外に就労が可能なワーキングホリデービザは、比較的に取得がカンタンです。
学生ビザの場合は学校を決めてから申請する必要があります。また後から就労したくてもできないので注意が必要です。
ワーキングホリデービザなら就労が可能です。カナダでアルバイトしたい人は就労が可能なワーホリビザを取っておくと安心です。
長期留学ではまとまった費用が必要になります。十分な資金を日本で予め準備しておく必要があります。
短期留学と長期留学の違い
学生寮
1週間 | 2〜3万円 |
1ヶ月間 | 8~12万円 |
1年間 | 96〜144万円 |
1ヶ月の費用内訳
渡航費 | 7〜20万円 |
語学学校の費用 | 6〜13万円 |
海外保険 | 1.2~2.2万円 |
ビザ申請 | 約1000円($7の観光ビザ) |
その他交際費など生活費 | 8〜20万円 |
※1CAD80円計算
※学生ビザは1.2万円
長期で滞在予定の人は就労ができるワーキングホリデーで留学するのもお勧めです。
留学スケジュール例
1日のスケジュール
7:00 | 起床 |
8:00 | 登校(バスや自転車など) |
9:00~12:00 | 授業 |
12:00~13:00 | ランチ |
13:00~14:30 | 授業 |
14:30~ | 下校(友達とカフェに行ったり勉強) |
18:00 | 帰宅 |
19:00 | 夕食 |
20:00~22:00 | 宿題、予習 |
22:00~23:30 | シャワー,自由時間 |
23:30 | 就寝 |
授業はコースや曜日によって内容が異なり、リーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの授業を受けます。
ホームステイをしている場合、自由時間をホストファミリーとのコミュニケーションに充てると英語の勉強になりお勧めです。
1週間のスケジュール
月 | レベルチェックテスト レッスン |
火〜金 | レッスン |
土日 | ホストファミリーとカヌー体験 学生寮内でパーティー ナイアガラの滝ツアーなど |
カナダ中でもトロントはイベントの多い街としても知られています。
放課後だけでなく、週末の過ごし方はバラエティ豊かです。少し郊外に出ると自然がたくさんあり、様々なアクティビティを実施しています。
ハウスメイトやルームメイトと旅行するのもアクセスが良く便利です。
出発までの流れ
- 申し込み (大体出発6ヶ月前までに)
- パスポートの手配 (申請から発行まで10〜14日間程)
- ビザ申請(カナダで6ヶ月以下の滞在の場合は観光ビザeTAの取得)
- 授業料、ホームステイの支払い(出発3ヶ月前)
- 航空券、保険の手配(出発3ヶ月前)
- ホームステイ情報の確認(出発1ヶ月〜2週間前)
- 出発
1週間留学
あまり時間や予算のない人や、長期留学前のお試し期間として1週間留学は人気があります。
通常の語学留学はもちろんのこと、社会人3年以上の特化型留学やおかし作りなどの体験に重きを置いた、ユニークな留学などのプランも中にはあります。
1週間という短期で集中して英語を勉強することによって、みっちりと濃い英語の勉強ができるのが1週間留学の良さです。
1週間留学はこんな人にお勧め
長期の休みが取れない人
特に社会人の方で、GWなどの休暇を利用して1週間ほどの短期留学に来る人は少なくありません。
そのため、多くの語学学校で春休みや夏休みの時期を利用した1週間のプログラムが組まれています。
休みが取れない人ももちろんのこと、家や経済的な都合で休学ができない大学生や高校生なども短期集中で英語力を伸ばすことができます。
海外初心者
全くの海外初心者で、英語は学びたいけれどいきなり長期の留学は不安な方にも、1週間留学はお勧めです。
長期留学ではかかる費用も大きくなってしまうため、下見も兼ねて1週間程度の留学に来る方は結構います。
退学・休職・退職を決める前に1週間の滞在は悪くない投資になるはずです。
余暇も兼ねたい人
転職の合間や、大学生が卒業旅行も兼ねて、1週間留学に来るパターンもよく見受けられます。
ただ勉強するだけではなく、週末に観光することによって、適度にリフレッシュして帰国することができます。
1週間留学の費用相場
滞在先タイプ、エージェントを利用するかによって値段は異なりますが、1週間のトロント留学の目安と内訳は下記の通りです。
滞在費(ホームステイ) | 2~5万円 |
渡航費(往復) | 7〜20万円 |
語学学校の学費 | ・入学金 1〜2万円 ・授業料 1~3万円 ・テキスト代 1冊2,000円~10,000円 |
海外保険 | 5,000円~10,000円 |
ビザ申請 | 約1000円($7の観光ビザ) |
その他交際費/生活費 | 2〜5万円 |
合計 | 約15〜35万円 |
※1CAD80円計算
学生ビザは12,000円
1週間留学のメリット
休暇を利用して留学できる
長期留学となると休学・休職手続きが大変です。
特に社会人は安易に退職できないですが、1週間の短期留学は会社の夏休みと有給を利用すると可能です。
また、申請に必要な手続きも簡単な観光ビザで入れるため、海外初心者、キャリアチェンジの合間に気軽に留学できます。
費用が安い
長期留学のネックは費用ですが、1週間留学は費用を抑えれます。
高校生でもアルバイトのお金で本場の英語と文化を学べます。
カナダのホームステイは基本的に3食付きですので、その分食費を押さえられるメリットもあります。
短期集中
長期留学は多くのことを学ぶ時間がありますが、期間が短い1週間留学では、メリハリのある英語学習に取り組めます。
限られた時間内に集中することにより、効率よく勉強できます。
1週間留学のデメリット・失敗例
誘惑が多い
トロントの生活は刺激的で観光・アクティビティができる場所、お祭りがたくさんあります。
ストレスとうまく付き合うための適度な発散は勉強に効果的ですが、友達と遊んでばかりいては留学に来た意味がありません。
トロントに来ているので、観光や息抜きも大切にしオンオフをしっかりと分けましょう。
スピーキング力やリスニング力を鍛えるためにも、遊びに出かける時には英語でコミュニケーションが取れる友人と出かけてみてはどうでしょうか。
深い関係の友人ができにくい
1週間の滞在で現地の人と深い仲の友人になるのは難しいです。
英語も流暢に話せるわけではないため、短期滞在の外国人として見られてしまいます。
自分には英語力がないと思って誰にも話しかけずにいたら、そもそも友達にもなれません。
積極的にコミュニケーションを取り、熱心に働きかければ気持ちはきちんと相手に伝わります。
流暢に話せなくてもまずは挨拶から始めてみましょう。
自分から積極的に様々な国の人と関わることで、帰国後の英語と触れる機会を増やすためのステップアップに繋がります。
1週間の留学で必要な持ち物
留学先に持っていく荷物は最小限にしましょう。大抵のものは現地で購入できるので、購入が難しいものや日本で割高なものを持っていきましょう。
基本の持ち物
- パスポート
- 航空券
- クレジットカード
- 学校の入学許可書等書類
- 外資
- 帰国後に必要な日本円
- SIMカード
- スーツケース
貴重品以外のもの
- 海外保険資料
- 筆記用具
- 日焼け止め
- 常備薬
- 羽織りもの
- 防寒着
- 最低1週間分の服のセット
- ホストファミリーへのお土産
- パスポート,入学許可証のコピー、データ
110V〜120Vに対応している電化製品は変圧プラグなしで利用できます。
ホストファミリーへのお土産は会話のキッカケとして役立ちますが、必ずしも必要ではありません。
持って行く場合は日本らしい抹茶のお菓子が人気です。
1週間留学を楽しむための心構え
何でもやってみる
やらない後悔よりやる後悔の気持ちで迷ったら挑戦してみましょう。
ホストファミリー、ルームメイトの自分だけでは体験できない誘いには、積極的に参加することがお勧めです。
日本との違いを忘れずに、危険な誘いは勇気を持って断ることが大切です。
予算は多めに
予定外の出費が重なりお金は足りなくなる場合があります。
余れば持って帰れますが、足りない場合は生活が味気なくなります。
節約も大事ですが、せっかくトロントに来てるので存分に楽しむために予算は多めに用意しましょう。
気楽に文化や習慣もしっかりと把握し、限りある時間を大切に有効に使いことで充実した日々になります。
1週間はあっという間に過ぎてしまうもの、難しく考えず気楽に留学に臨んでください。
1ヶ月留学
大学の夏休みや春休み、会社を休職を利用してできるのが1ヶ月留学です。
1週間では物足りないけど、長期で行く時間や余裕がない人に最適です。
1ヶ月みっちり勉強すれば現地にも慣れ、リスニング力もアップすることができます。
以下では1ヶ月留学の詳細、メリットとデメリット、必要なものを紹介します。
1ヶ月留学はこんな人にお勧め
1ヶ月の長期休暇が取れる人
フルタイムで働いていたり、研究や勉強に忙しい人は1ヶ月の休みをまとめて取るのは難しいです。
お金は節約し工面できますが、時間がないととどうすることもできません。
夏休み、春休み、GWや休職制度がある学生、社会人のみなさんはぜひ利用しましょう。
短期集中で英語漬けになれる1ヶ月留学はお勧めです。
海外初心者
1ヶ月程度の短期留学は英語や海外初心者でも気軽に留学できます。
学生だとざ休学手続きを取らなくても長期休暇中に実現可能です。
滞在先へは1〜2週間で慣れるので、残りの時間は想像以上に集中して英語が学べます。
複数箇所の観光もしたい人
平日は語学学校の授業があるため観光をする時間がありません。
しかし、週末を利用すれば複数箇所の観光が可能です。
1週間では回りきれない場所もたくさんありますが、1ヶ月あればたくさんの観光地に足を運べます。
1ヶ月留学の費用相場
1ヶ月トロント留学する場合の相場費用の目安です。
滞在費(ホームステイ) | 6~9万円 |
渡航費(往復) | 7〜20万円 |
語学学校の学費 | ・入学金 1〜2万円 ・授業料 5~9万円 ・テキスト代 1冊2,000円~10,000円 |
海外保険 | 1.2~2.2万円 |
ビザ申請 | 約1000円($7の観光ビザ) |
その他交際費/生活費 | 8~20万円 |
合計 | 30〜60万円 |
※1CAD80円計算
学生ビザは12,000円
ホームステイの場合は家賃や食費、電気代・ガス代・水道代・ネット代が滞在費に含まれます。
その他交際費、生活費は週末の過ごし方により個人差があります。
渡航費やその他の交際費を抑えることで、全体のコスト削減ができるでしょう。
1ヶ月留学のメリット
気軽に行ける
1ヶ月留学は夏休みの長期休暇を利用することで学生の場合、休学届けを学校に申請せずに済みます。
また、カナダでは半年以下の学生は学生ビザの手続きが不要のため、日常会話や英語圏の文化に興味がある高校生も時間や期間を気にせず気軽に留学できます。
社会人はキャリアチェンジの合間に休職制度を利用しても良いでしょう。
余暇を楽しめる
トロントは世界的な都市ですが、少し足をのばすとナイアガラ、VIA鉄道があり、休暇を楽しめます。
治安は悪くなく、交通機関も便利なので、留学初心者に比較的ハードルの低い場所です。
授業後に街を散策したり、週末はトロント周辺の観光地に行ってみましょう。
訛りのない英語が学べる
訛りのない英語を学ぶのにニューヨーク、バンクーバーも留学先として人気です。
しかし、両都市は物価が高く、節約したい人にとってはコストがかかります。
トロントは訛りのない英語を比較的安価に学べるので、帰国後に受けるテストの受験に効果が期待できます。
1ヶ月留学のデメリット・失敗例
寒い
トロントのあるオンタリオ州は、北極からの寒波、五大湖に面した地理的関係で10月〜11月に雪が降り始め氷点下になります。
解決策:冬を楽しもう
冬ならではのアクティビティ、観光を楽しめます。
週末には現地の友達を誘って一緒に出かけることで、冬のカナダでの知恵を教えてもらったり、スピーキング力を鍛えることができます。
ウィンタースポーツでストレス発散するのもお勧めです。
日本人の割合が多い
トロントも含め英語圏の大都市は日本人の留学生がたくさんいます。
日本語を話していては英語もあまり上達しませず、英語力がアップできなければ留学の意味がありません。
解決策:意思を強く持って外国人環境へ
渡航したばかりの人や困った時に日本語で相談できるため、日本人と仲良くするのは悪いことではありません。
しかし、英語学習の面では日常的に日本語を使う環境は得策ではありません。
できるだけ強い意思を持って日本人以外とコミュニケーションするように気をつけるのが、英語力アップには効果的です。
1ヶ月留学で必要な持ち物
留学先に持っていく荷物は最小限にしましょう。大抵のものは現地で購入できます。
持っていった方がよいものと、現地での購入が難しいものをご紹介します。
基本の持ち物
- パスポート
- 航空券
- クレジットカード
- 学校の入学許可書等書類
- 外資
- 帰国後に必要な日本円
- SIMカード
- スーツケース
貴重品以外のもの
- 海外保険資料
- 筆記用具
- 日焼け止め
- 常備薬
- 羽織りもの
- 防寒着
- 最低1週間分の服のセット
- ホストファミリーへのお土産
- パスポート,入学許可証のコピー、データ
パスポートや入学許可証などのコピーをデータで持っておくと、紛失してしまった時の再申請などに便利です。
衣類について、夏は気温が上がりますが、朝晩は冷え込むため、羽織りものなどを持っていきましょう。冬は極度に冷え込むため、ヒートテックなどの防寒着は必須の持ち物です。
また、カナダでは洗濯が週に1度ということがほとんどですので、最低1週間分の服のセットを持って行く必要があります。
1ヶ月留学で必要ないもの(現地調達するもの)
カナダでは変換プラグは必要ありません。電圧の違いにだけ注意しましょう。
ドライヤーはドラッグストアで幅広い価格帯のものが売られています。
シャンプーや歯磨き粉の消耗品はカンタンに購入できますが、敏感肌の人は使い慣れたものを持って行くことをお勧めします。
1年留学
英語を徹底的に学びたいなら一度はチャレンジしてみたいのが1年留学です。
英語は上達するのか、生活費込みだと実際にどれくらいのお金が必要なのか、悩みのタネです。
1年留学のメリットとデメリット、必要なものをご紹介します。
1年留学はこんな人にお勧め
時間とお金を確保できる人
長期留学は誰でも行けるわけではありません。時間と金銭面を工面する必要があります。
高校生は在学中に1年留学できる成績と資金が必要です。大学生なら留学費用に加え、休学費用が追加でかかります。
単位が足りなければ退学にもなってしまいます。
社会人は休職制度が使える人は少なく、長期留学をするには退職が必要になります。
英語圏の大学に行きたい人
短期の留学でも英語力は伸びますが、ビジネスに通用するレベルを目指す場合は身に付けるまで時間が必要です。
語学は継続的に勉強すること身につくきます。
海外の大学や大学院の留学は、事前に語学学校、コミュニティカレッジで英語のスキルを上げておくと良いでしょう。
また、現地の生活に慣れておくのも勉強の効率アップのために効果的です。
仕事に英語が必要な人・英語を使った仕事をしたい人
海外移住や、海外転職などのキャリアを考えている人は、本気で1年留学をしてみることをおすすめします。
幸いカナダにはワーキングホリデー制度があるため、インターンシップと語学留学、観光業や飲食店のアルバイトなど、いろいろ組み合わせで留学をすることができます。
英語で仕事ができるようになるためには、実地での経験をしておいた方が良いでしょう。
1年留学の費用相場
下記は、トロントに1年間、ホームステイで留学した場合にかかる費用相場の目安です。
滞在費(ホームステイ) | 72~108万円 |
渡航費(往復) | 7〜20万円 |
語学学校の学費 | ・入学金 1〜2万円 ・授業料 60~108万円 ・テキスト代 1冊2,000円~10,000円 |
海外保険 | 1.2~2.2万円 |
ビザ申請 | 1.2万円 |
その他交際費/生活費 | 96~240万円 |
合計 | 240〜480万円 |
※1CAD80円計算
学生ビザは12,000円
ホームステイ先によっては、家賃と食費、電気代、ガス代、水道代、光熱費、ネット代が組み込まれています。
その他の外食費、週末や休暇の交際費を節約すれば、目安料金より安く抑えられます。
1年留学のメリット
英語が身につく
長期留学のメリットは何と言っても英語が身につくことです。
個人差はありますが、勉強次第で英語初心者でも日常会話レベルからビジネスレベルまで上達します。
休職や退職・休学手続きが必要ですがが、その対価を払うに値するスキルを身につけられるでしょう。
余暇を楽しめる
短期の留学では、まとまった休暇がないため観光へ行く機会が限られています。
しかし、長期留学では時間の余裕がありば休日を利用し旅行ができます。
旅行以外に手軽にできるコーヒーショップ巡りもおすすめです。
キャリアチェンジに有利
日本では英語に対して苦手意識のある人が多いため、学生は就職、社会人の方は自分のスキルと組み合わせると転職が有利になります。
1年留学のデメリット・失敗例
日本人が多い
語学学校では日本人が多く、英語環境が整っているのも関わらず、日本語を話してしまいます。
解決策:強い意志を持って英語でコミュニケーションをとる
日本人の友達は頼りになる存在です。
情報交換をは良いことですが、いつも日本語を話しているのでは留学の意味がありません。
強い意志を持ち、外国人やネイティブスピーカーの友達を含めて英語でコミュニケーションをとり、スピーキング力、リスニング力を鍛えましょう。
週末にアクティビティや観光を楽しみながら英語を使うと語学力アップに効果的です。
寒い
北極からの寒気の影響で、氷点下になります。
寒いのに慣れていない人は、体調をくずしやすく、ストレスになることも考えられます。
解決策:現地の知恵を学ぶ
トロントの住宅は寒さに強く、室内では寒くありませんが、外出時は防寒対策が大切です。
寒さ対策には現地の知恵が不可欠です。現地の人がどのように冬を過ごしているかを学びましょう。
週末にはウィンタースポーツがお勧めです。
ヒートテックの衣類は、現地で買うとサイズが合わないことがあるため、日本で購入すると良いでしょう。
社会人が長期留学行くべき理由
社会人が長期留学をすることのメリットをご紹介します。
社会人経験を活かせる
社会人で長期留学をすると、学生も多い中でストレスに感じることも多いでしょう。
しかし、社会人になってから留学に行くと、勉強ができることのありがたさがわかるため、真剣に学んでいる人が多いです。
勉強自体が刺激的に感じる人が多いでしょう。
また、実際の業務で使う言葉が分かるため、ビジネス英語などのコースも身を以て理解でき、語学力のアップに比較的時間がかかりません。
現地での友人作りは今後のキャリアに繋がるネットワークができるので、一度の留学で得られるチャンスは大きいです。
転職に有利
語学留学での休職は日本で一般的ではないため、社会人で長期留学をするには退職や転職の合間が多いです。
特定の特化したスキルを持っていると、外資系への転職や日系企業のブリッジ業務、オフショア開発に有用な人材として転職が有利になります。
多様性を理解した仕事ができる
留学は現地の文化にも慣れ親しむことができるため、言語のみならず価値観も勉強できます。
仕事には言語運用の能力のみならず、多文化への理解が大切です。
快適に働くためにも留学は英語を使ったキャリアチェンジに効果的です。
大学生の長期留学、何年生がベスト?
大学生が長期留をする時期のメリットとデメリットを紹介します。
大学1年生
メリット | ・今後の大学生活やキャリアについて、視野が広がる ・ボランティア活動に参加する余裕がある |
デメリット | ・帰国後、大学のサークルでの友達がいない ・参加できる交換留学プログラムが少ない |
大学2年生
メリット | ・日本で大学の友人を作ってから留学に行ける ・交換留学プログラムが充実している |
デメリット | ・帰国後の単位取得が難しくなる ・留学の選考に通りにくい |
大学3年生
メリット | ・ボストンキャリアフォーラムなどでの就活が可能 ・帰国後の就活も有利 |
デメリット | ・日本の就活に出遅れる ・帰国後の単位取得に後が無い |
大学4年生
メリット | ・内定先が決まっていたら心置きなく留学できる ・ギャップイヤーを活かせる |
デメリット | ・単位を取れていることが前提 ・内定先の研修などに出られない ・友人と卒業旅行に行けない |
1年留学で必要な持ち物
基本の持ち物
- パスポート
- 航空券
- クレジットカード
- 学校の入学許可書等書類
- 外資
- 帰国後に必要な日本円
- SIMカード
- スーツケース
- スマートフォン
- スーツケース
貴重品以外のもの
- 海外保険資料
- 筆記用具
- 日焼け止め
- 常備薬
- 羽織りもの
- 防寒着
- 最低1週間分の服のセット
- ホストファミリーへのお土産
- パスポート,入学許可証のコピー、データ
衣類
夏は気温が上がりますが、朝晩は冷え込むので羽織りものを持っていきましょう。
冬は極度に冷え込むため、ヒートテックなどの防寒着が必要です。
カナダでは週に1度の洗濯が多いため、最低1週間分の服のセットを持って行きましょう。
現地での就労を考えている人はスーツや生フォーマル、それに合わせた靴なども入れていきましょう。
長期留学では冬場の衣類も必要なため、スーツーケースは90リットルの大型になる人が多いです。
圧縮袋を活用し、衣類はできるだけコンパクトにまとめましょう。
便利なカジュアル英語フレーズ
海外の友達や店員、学生寮やシェアハウスのルームメイトとの挨拶や自己紹介は日常茶飯事です。
ここではちょっと好印象を得るために、日常生活で使えるカジュアルな英語フレーズをご紹介します。
・Hi I'm XX. and you are...?
こんにちは、私はXX。あなたは…?
ファーストコンタクトによく使う表現です。
いきなりWhat's your nameと聞くのは失礼なので、まずは自分の名前を答えてから「あなたは?」と聞くと印象が良いでしょう。
I’ve been working for XX months as a YY at a ZZ.
ZZでYYとしてXXの間働いてたよ。
こちらは自己紹介の時などに使えます。英語での面接でも使うことができる万能のフレーズです。
たとえばI've been working for 1 year as a staff at a Japanse convenience store.という風にも使えます。
Can you please send me your address?
部屋の住所を送ってもらえない?
知らない場所に行く時など、場所の情報を聞く時に使います。
ホームステイ先が決まり、ホストファミリーへの事前連絡などにも使うことができますね。
丁寧な言い方なので、友人同士、気軽な間柄でのコミュニケーションであれば、pleaseがなくてもOKです。
・Does rent include internet access?
家賃にネット代は込み?
シェアハウスや学生寮のルームメイトなどに聞いてみる時に使えるフレーズです。
internet accessの代わりにelectricity(電気代)やwater(水道代)を入れてみてもいいでしょう。
留学中の心構え
現地での生活が長ければその分、ストレスに感じることがあります。
ストレスを溜めないために留学中にやるべきことや、心構えをご紹介します。
気にしすぎない
たくさんの人種が混在するトロントでは、様々な価値観を持つ人が暮らしています。
言葉や文化背景も当然その人のバックグラウンドによって違います。
日本なら「人に迷惑をかけないように」と他人を気遣うスタイルが当たり前です。しかし、そうした当たり前はトロントにはありません。
違いを楽しむつもりで「人は人」「自分は自分」とマイペースにやっていけば大丈夫です。
自己主張する
嫌なことや戸惑うったときに遠慮してしまい、黙っていては相手に伝わりません。
主張しなければあなたの意見はないものとされます。
通したい意見がある時は、自分から話しかけ遠慮しないで積極的に主張する心構えが必要です。
自分から挨拶
自己紹介や挨拶は人と生活する上での基本は大事にしましょう。
知らない人でも、アパートの廊下ですれ違ったら「Hi How are you?」の一言を掛けてみましょう。
初めは慣れないと思いますが、まずは「1日5回、自分から挨拶する」「自分から話しかける」など自分ルールを作るのが効果的です。
トロントの1年間
トロントは1年を通してお祭り、イベントが多い街として有名です。
夏は比較的過ごしやすい気候ですが、冬には氷点下になり冬場のイベントが少ないです。
春(4月〜5月)
トロントの長い冬から一転、春の4月にはビーチーズ・イースターパレードがあります。
ビーチエリアで行われるパレードで、イースターのシンボルのうさぎが通りを練り歩きます。
5月にはウーフストックという犬のお祭りがあり、ウッドバイン公園でのお祭り規模はなんと北米で最大です。
いろいろなお店が出店しますので、犬好きでなくとも楽しめます。
秋(6月〜8月)
短い夏が終わると、6月のプライドウィークが始まります。日本でも最近メジャーになってきていますね。
LGBTの権利を主張するイベントで、多様性を表す虹色の様々な衣装を着た人々が歌い、踊りながら更新します。
この時期は各国のお祭りがありますが、中でも人気なのが8月のテイストオブダンフォースというギリシャのお祭り。
ダンフォース通りが歩行者天国になり、ギリシャ料理や音楽などを存分に楽しむことができます。
クリスマスシーズン(9月〜12月)
街がだんだんとイルミネーションで彩られはじめるこの季節は、トロントは白夜になります。
現地ではフランス語でヌーイブランシェと呼び、トロント市内のアートを日没〜夜明けまで楽しむことができます。
11月にサンタクロースパレードがあります。12月ではないので気をつけて!
冬(1月〜3月)
冬は寂しいトロントですが、1月にナイアガラでアイスワインフェスティバルが催されます。
アイスワインとは、凍った状態で手摘みしたブドウから作られる貴重なワインのこと。
日本では結構なお値段のアイスワインも、カナダでは比較的お安くお求められるため、ぜひお試しください。
3月にはセントパトリックデイというグリーンをシンボルカラーにしたお祝いパレードもあります。
カナダで就職活動する方法
カナダには新卒一括採用がありません。
就職する特定の時期は存在せず、現地採用であれば現地の人と同様にポジションを見つけ次第そこに応募します。
日本人は日系企業が有利に思われがちですが、条件面で厳しいことも多く、現地の企業における比率自体が少ないため、日系企業のみ応募するのは大変非効率です。
日系企業の募集があれば応募し、現地企業も並行して応募するのが得策です。
留学生は基本的に学生ビザまたはワーキングホリデービザですが、就職するには不足しています。
年齢に関しては、スキルとマッチする企業があれば関係ないでしょう。
日系企業では日本の大手転職サイトで探すことができ、現地企業はCragslistに求人が載っています。
長期留学後、現地採用で就職するには
日本人がカナダで転職をするときのステップは、大まかに下記の通りです。
求人について
カナダの大学を出る場合は、大学内で求人が公表されます。
また、求人サイトで探すほか、家族や友人、教授などを通して仕事を紹介してもらうこともあります。
日本と異なり多くの中小企業は採用に関して積極的な広報活動をしておらず、学生の方からアプローチする必要があります。
書類審査
自分に合う求人を見つけたら応募をします。
カナダの現地採用における就職で重視されるのは経験です。
スキルやキャリアがない人は、ボランティアやインターンなどに積極的に参加し実績を作りましょう。
面接
書類審査の通過後に面接があります。注意したいのは、就労ビザについて必ず確認してください。
会社応募の時点で、会社が外国人の就労ビザのスポンサー実績があるかを確認し、面接時にスポンサーになってくれるかどうか質問しましょう。
上記内容を話せる語学力がある前提です。
カナダ人は主張しすぎるのを嫌いますが、主張できないことも嫌います。適度なコミュニケーション能力が求められます。
面接を通過後、スポンサーとなる会社が見つかったことになります。
しかし、就労ビザが降りなければ元も子もないため、続いて就労ビザの取得方法について説明します。
就労ビザの申請方法
カナダの現地採用で日本人が働くには、「Work Permit」という就労許可証が必要です。
就労ビザにはいくつか種類がありますが、今回は一般的なClosed Work Permitについてご説明します。
カナダでの就労ビザの取得はかなり難しく、まず下記の条件などが見られます。
- 職種
- スポンサー
- あなた自身
- 求人の正当性
職種については、特にカナダに貢献しない低賃金労働者を働かせても国にとっては利点がないため、基本的に専門性の高い職種であることが条件です。
スポンサーとは、就労ビザの手続きをしてくれる雇い主のことです。
ここまでが就活部分になります。
また、あなた自身が見られるというのは、能力やこれから就く仕事などについて雇用主がインタビューに答えます。
求人の正当性とは、まずカナダ人、移民も含めた求人を行ったことをスポンサーの企業が証明することです。
加えて就労ビザの取得には「Labor Market Impact Assessment」という証明書が必要になります。
これは雇用主が支払うものですが、申請費用は$1000と決して安くないので、あなたがそれくら払われるに値するか、採用の際には思ってもらわないといけないわけですね。
ちなみに、カナダでは日本人が永住権を取得することも可能です。
国際結婚で移住する方以外は、その際見られるのはスキル=専門性です。
カナダでの労働経験も必要です。永住権を申請する前に英語力をアップする必要があります。
もっと留学費用を格安に抑えるコツ
1週間、1ヶ月留学ならホームステイがお得?
トロントに住むならネットで部屋を探し、安いシェアハウスや学生寮に住む選択肢があります。
しかし、1週間短期留学ではなかなか現地の生活に慣れるまでに時間がかかりますし、食事なども自分で全て用意しなければなりません。
全て初期費用としてかかってくるお金が多いため、長期滞在によってそのコストがペイできます。
カナダで現地の生活を学びつつ、短期集中で英語を学ぶならホームステイがお勧めです。
1週間の滞在費用
ホームステイ | 学生寮 | シェアハウス |
1.4〜2.1万円 | 2〜3万円 | 1〜2万円 |
※1年にかかる相場の額を1週間分に換算した値です。
上記は交際費や渡航費を抜いた金額です。
実際にかかるお金は渡航費、語学学校費用、海外保険、その他交際費、生活費が追加でかかります。
家賃のみで考えたらシェアハウスが安そうですが、短期滞在向けに貸し出しを行っていないケースが多いです。
ホームステイの金額には朝晩の食事が付いています。
慣れない生活で大変ですが、朝晩の食事の準備を自分でしなくて良いとなると、勉強にも集中でき一石二鳥です。
長期留学のお勧めの滞在方法
続いてトロントで長期の留学をする場合ですが、この場合はシェアハウスがお勧め。
どれだけ安い家賃でいい部屋を毎日食費の生活費を節約しながら過ごせるかで、相場以下になるか以上になるかの分かれ目になります。
1年間の滞在費用
ホームステイ | 学生寮 | シェアハウス |
72〜108万円 | 96〜144万円 | 48〜96万円 |
実際にかかる費用は上記と同様、この金額に渡航費や語学学校費、生活費などが加算されます。
カナダでは外食費が高いのですが、野菜や肉など、食材の値段は安く、自炊をするのはもってこいの環境です。
1週間といった短期の留学では、自炊などにかかる初期費用がペイできないと書きましたが、1年間では十分元を取れる費用対効果です。
実際には長期ですと、移動に自転車を買って使えたりなど、住んでいて身につく暮らしの知恵などがあります。
長く留学するなら、シェアハウスで安くて良い部屋を見つけて住むのがお勧めです。
留学費用が安い時期に行く
トロントの航空券が安くなる時期は冬です。
夏は気候も過ごしやすく、観光や旅行にはベストのシーズンになるので高くなります。安い時期と比べ航空券代が10万円以上差が出ます。
短期留学で必要な料金の内訳としては渡航費用が一番大きいです。安い冬の時期の11月上旬〜12月上旬と1〜3月は、留学に必要な費用を節約することができます。
学生寮やシェアハウスでは、食事を自分で用意する必要があります。短期であれば食事付きのホームステイは、リーズナブルに済ませることができます。
留学エージェントを利用しない
留学エージェントとは、渡航者に代わって語学学校、ビザの手続き、ホームステイ、学生寮、アパートの住宅手配を行う会社です。
語学学校からの仲介料で収益を得ており、有料のエージェントは手数料がかかるため、無料エージェントと比べると費用が高くなります。
手厚いエージェントでは語学学校などの情報も多いため、適切な語学学校を勧めてくれたり、現地での生活についてアドバイスしてくれます。
現地に日本人のスタッフがいることもあり、何かがあった時も安心材料になります。
しかし、販売手数料はエージェントによって違いがあり、高い料金でサービスを販売しているケースもあるため、エージェントを利用する際は見極めも必要です。
自分でネットで調べることができればこの仲介料が節約できるため、時間に余裕のある人は自分で調べてみるのも一つ有効な手段です。
個人手配をサポートしてくれるサービスの利用もお勧めです。
授業料が安い語学学校を探す
費用を考えるとき、語学学校選びも重要です。
1ヶ月語学学校の費用
入学金 | 1万円 |
授業料 | 10万円 |
テキスト代 | 1万円 |
※入学金は学費に含まれている場合もあり
合計12万円程度ですが、授業料が安いところでは5万円〜の学校もあります。
学校選びで格安留学を実現することも可能です。
留学中の節約方法
食事は自炊
まずはこれに限ります。
カナダでもトロントは都市部のため外食費は高いです。
1食のランチ約1000円に消費税13%とチップ15〜20%が追加されるので、毎度外食してしまうのはなかなか厳しいです。
幸いトロントではフルーツや肉、スーパーマーケットで手に入る食材は比較的安いです。
工夫すれば、一食200円程度に済ませることも可能です。
食事の中心を自炊にして節約を図りましょう。
家のみのホームステイを選ぶ
ビシネス的に留学生との交流がないホームステイをしている家庭があることは事実です。
そうした家庭を自分で探して契約する場合、食事の有無を選ぶことができます。
もちろん有りのホストを選んでも良いのですが、その分高くついてしまいます。
食事なしのホストファミリーを選ぶことで、食費を自分で調節し、節約することができます。
交通費をかけない
トロントは東京に比べて小さい町で電車やバスを使わなくても行ける場所は多いです。
近場での買い物には徒歩で行ったり、現地で自転車を買って自転車移動すれば、軽い運動にもなって一石二鳥です。
カナダを出る時は自転車を売ってしまえば、自転車代の幾分はペイできてしまいます。
英語力アップのコツ・キャリアアップに活かすコツ
ホームステイで英語漬けになる
ホームステイでは、英語でのコミュニケーションを日常的にとる環境になります。
大変ですが、ホストファミリーとの会話を通して英語が上達するのは他の日本人と一緒に暮らしている人より早いです。
学校では習わない「生活で使う英語」を直接学ぶことができ、英語のみならず、現地の文化なども知ることができます。
語学学校に通っているとどうしても日本人がいるため、放課後や授業後には日本語で話してしまいがちです。
ホームステイで自ら英語環境に飛び込むことで、短期留学であっても、短期集中で英語を習得することができます。
日本人・アジア人が少ない時期を狙う!
年間を通して留学生が多いトロントですが、11月下旬〜12月初旬はシーズンオフになり、日本人やアジア人の学生が少なくなる傾向です。
その場合は短期滞在になりますが、語学学校で英語を学ぶのが1週間、期間を伸ばして残りの1週間で観光にしても楽しめます。
逆に夏休みはシーズン真っ盛りで、日本人を含めアジア人の留学が増える時期です。
特に英語力が高まる語学学校のコース例
TOEIC特化クラス
TOEICで800点を目指すコース、より大学受験に特化したTOEFL、IELTSの特化を目指すクラスもあります。
日本での評価を重視するならTOEIC、アメリカで大学留学を考えている場合はTOEFLやIELTS特化のプログラムがお勧めです。
マンツーマンレッスン
語学学校の授業は特に指定がない限りグループレッスンですが、「特定の資格取得を目指したい場合やスピーキングを強化したい!」の個別要望がある場合は、マンツーマンレッスンがお勧めです。
マンツーマンであれば、英語を短期間でたくさん話せますし、また個人に合わせられるため、使っているテキストで授業を受けることも可能です。
他にも、ビジネス英語に特化したものや大学受験に特化したコースがあります。
自分の目的に合わせた英語力の強化を図りましょう。
英語力への効果アップするためにやるべきこと
いろいろな人と話す
カナダ留学で不安になる気持ちもわかりますが、留学の目的は英語を勉強すること。
日本人でおしゃべりばかりしていたら、せっかくの留学期間がもったいないです。
留学中は積極的にたくさんの人とコミュニケーションを取りしましょう。
基本を大事にする
語学学校での予習や復習をおろそかにし、勉強できていなければ本末転倒です。
授業の課題を完璧にこなす、毎日ホストファミリーとの会話を楽しむ、特別なことはしなくて大丈夫です。
留学での基本をしっかりこなしていれば、きちんと英語力は伸びます。
英語に触れる機会を作る
日本では、自分で作らなければ英語で話す機会がなかなかありません。
言語は長く使わないと忘れていってしまうので、オンライン英語の受講、英会話カフェを利用するなど意識的に日常で英語を使う環境を整えましょう。
1日30分は英語に触れる
英語に触れる機会を作ろうと思っても日本では難しいです。
そんな人は日30分でも英語を勉強する時間を作ってみたらいかがでしょうか?
今では英語圏のニュース、ラジオはインターネットで手軽に聞くことができます。
無料サービスもたくさんありますので、ぜひ利用し毎日英語に触れるようにしましょう。
英語資格のテストは早めに受ける
語学はやはり使わなければ忘れてしまいます。
毎日英語を勉強していようとも、特にスピーキングなどは衰えてきてしまうものです。
TOEICやTOEFLの試験は帰国後できるだけ早めに受けましょう。
留学を就活・転職に活かすためにやるべきこと
留学は就職・転職のためだけにするものではありませんが、就活をする上で役立ちます。
留学を就活・転職に活かしたい人は、英語の勉強以外に留学前と後で何をやっておくべきなのでしょうか?
海外インターン、ボランティアに参加
現地企業への就職を希望する場合、人とのネットワークを作るために海外インターンやボランティアへの参加は就職に有効です。
カナダでは学歴も大事ですが、職歴を重視されることが多いです。
そのため、英語に自信のない人や特に職歴・キャリアのない大学生は、インターンやボランティアへの参加でアピールすることが重要です。
自己主張する
語学学校やホストファミリー、友人に自分の考えを伝えましょう。
周りに宣言することで情報が集まりやすくなります。
あなたが人として信頼されていれば、仕事の紹介もあるかもしれません。
何があるかわからないからこそ、留学中は自分のやりたいことを主張すると思わぬ収穫があります。
テストや資格試験の受験
英語は使わない期間が長引けば忘れてしまいます。
帰国後はできるだけ早く、TOEICやTOEFLの資格試験を受けましょう。
特にリスニングやスピーキング力は時間の経過と共に落ちてしまうので、早めの受験が望ましいです。
実績をまとめる
留学中に行ったインターンやボランティア、その他活動の実績を帰国後1週間以内にまとめましょう。
英語だけでは転職に有利と限りません。英語を使うかは企業によって異なり、あなたが何をできるのかに関心を持っています。
そのため、留学を通して何を学び、あなたがどんなことをできるようになったのかを一度まとめておくと良いでしょう。
トロントとバンクーバー、留学するならどっち?
カナダの大都市といえば、トロントとバンクーバーです。
英誌The Economistが発表した2018年最も住むやすい世界の都市ランキングでは、トロントが7位でバンクバーは6位です。
ホームステイを考える上でどちらが良いのか比較してみましょう。
費用の違い
まず、ホームステイ(1年間)の相場の目安です。
トロント | 72~108万円 |
バンクーバー | 90~135万円 |
カナダの住宅金融公社による最新の都市別平均賃料を比較すると、概してバンクーバーが地価に伴う家賃が高い傾向です。
また世界各国の物価を比較できるNUMBEOによる北米における生活費ランキングを比較しても、バンクーバーの方が高くつきます。
カナダの税金には連邦消費税(GST)と州税(PST)、ハーモナイズド消費税(HST)、日本人にとっては実に複雑な税があります。
GSTはカナダで一律5%ですが、PSTはその名の通り州によって異なります。GST/HSTのレート表に各州の税金が記載しています。
HSTは特定の州のみで実施されている税金の方式で、連邦消費税と州税が合わさった税額です。トロントのあるオンタリオ州では実施されています。
バンクーバーがあるブリティッシュコロンビア州では州税が7%なのに対し、トロントのあるオンタリオ州では13%(HST)です。
そのため、全体的な物価が高いのはバンクーバーですが、税金がかさむのはトロントです。
ホストファミリーとのお金の感覚の違いに、最初は戸惑うこともあるかと思います。
$200以上使っている旅行者は一定の条件を満たすと戻ってくる税もあるため、手間を惜しまない人は覚えておいて良いかもしれません。
特徴・メリット比較
次にそれぞれの都市の特徴を見ていきましょう。
トロント
- 大都会
- 冬は極寒
- アフリカ・ヨーロッパ系含め幅広い人種がいる
- 日本人が少ないため、多国籍の環境で勉強できる
- 年間を通していろいろなイベントが行われている
バンクーバー
- 一年を通して温暖な気候で自然に囲まれ住みやすい
- アジア系が多い
- 日本人が多いので意識して英語環境を作る必要がある
- 娯楽は少ない
- 日本食レストランが多い
両都市とも語学学校が豊富で観光地も充実しており魅力的ですが、トロントの方が都会である分いろいろな人が集まり、英語環境も整うため英語力は伸びやすいです。
寒い気候が苦手な人はバンクーバーがいいかもしれません。
バンクーバーは世界で一番住みやすい都市とも言われており、ワーキングホリデーで訪れる日本人も少なくありません。
どちらも交通機関は整っており仕事探しも便利ですが、物価、教育や生活、全体にかかる費用はやはりバンクーバーが上で、ちょっとしたカフェでも$800かかります。
ホームステイにおいて、ホストファミリーに支払う受け入れ費用もトロントの相場よりも少し高いです。
また、気になる治安ですが、外務省の海外安全ホームページによるとカナダの犯罪発生率は2018年において日本の5倍です。
それでもアメリカよりは犯罪発生率が低いため、治安が良いと言われるのでしょう。
両都市における治安の違いはあまり顕著ではありませんが、トロントの方が都市である分、隣接するスラムが危険地域として注意喚起されます。