トロントおすすめ滞在方法は?ホームステイ・学生寮・シェアハウスを比較

トロント留学を考えた時、旅行と違ってホテルじゃない場合はどこに、どうやって滞在するのか分からない人も多いと思います。
ホームステイ、学生寮、ルームシェア(ハウスシェア)について、それぞれの違い、費用の相場、メリット・デメリットまで詳しくご紹介します

ホームステイ

ホームステイ
Photo by Lisa Fotios from Pexels

ホームステイとは、現地の一般的な家庭に滞在しホストファミリーと一緒に暮らす滞在方法です。

朝晩は食事もついているため、毎回の食事を用意するのが面倒な方には最適です。食費や光熱費が含まれているので、他の滞在方法に比べ費用が高く感じます。

短期留学の学生の多くは、英語漬けの生活ができるホームステイを滞在先に選びます。

トロントではホームステイも人気なため、Homestay.comのようなホームステイ先とのマッチングサイトで検索すると様々なホームステイ先を見て取ることができます。

ホームステイはこんな人にお勧め

学生寮やシェアハウスといろいろな滞在方法がある中で、ホームステイはどんな人に向いているでしょうか。

人とのコミュニケーションが好きな人

ホームステイでは一般の家庭で、ホストファミリーと一緒に暮らすことになります。

受け入れ先の人も、コミュニケーションを取りたいと思っている人が多いです。

そのため、毎朝の挨拶や帰ってきてからのおしゃべりなど、人とのコミュニケーションをストレス無く自然にできる人にお勧めです。

英語漬けになりたい人

これはホームステイの良いところですが、語学学校から帰ってきて学生寮だと、同じ国の人と話してしまうという状況が往々にしてあります。

ホームステイではトロント現地の人の家に泊まるため、日本語を話す人に当たる可能性が低いです。稀に日本人のルームメイトがいる場合もあるため、事前に確認しましょう。

短い期間で英語漬けの生活がしたい、現地の文化に知りたい人にホームステイはお勧めです。

費用を節約したい人

費用が高く感じるホームステイですが、短期の留学では学生寮を使うのとであまり料金には差がありません。

初めての留学の人は、食事付きで生活に必要な家具や電化製品が揃っているホームステイがお勧めです。

トロントのホームステイ費用内訳

トロントで1ヶ月のホームステイをした場合、かかる費用の相場は約30〜60万円です。その内訳を紹介します。

ホームステイでは滞在費に朝晩の食事が入っているため、食費の分生活費を安く済ませることが可能です。

カナダでは6ヶ月未満の滞在の場合、学生ビザは不要なため観光ビザでの料金としています。

フルタイムの学生は学生ビザが必要になり、ビザ申請費用は約1.2万円となります。

      
ホームステイ費用6~9万円
渡航費7〜20万円
語学学校の費用・入学金 1〜2万円(学費に含まれている場合もあり)
・授業料 5~9万円
・テキスト代 一冊2,000円~10,000円
海外保険1.2~2.2万円
ビザ申請約600円($7の電子渡航認証eTA)
その他(交際費、生活費など)8〜20万円

※1CAD80円計算

滞在費にかかる費用は、シェアハウスに住むともう少し安いです。

また、ホームステイでも相部屋や食事なしプランを選ぶと滞在費が安くなります。

ホストファミリーへのお土産

ホストファミリーに持っていくお土産は、あくまで気持ちです。

ホストファミリーへのお土産は必須の持ち物ではありませんが、会話のキッカケ作りに役立ちます。

・お菓子

個別包装になっているお菓子は便利で鉄板です。

抹茶やわさび味のチョコレートなんかも日本らしさが出ますし、最近ではおせんべいも海外で人気があり喜ばれます。

・文房具

日本の文房具のクオリティは非常に高く壊れにくいためお土産で人気です。例えば0.02ミリボールペンなどはカナダではあまり売られていません。

日本のハイクオリティ文房具やフリクションペンもお土産としてお勧めです。

書いた文字が消せるのは楽しいようで、子供がいる家庭に特にお勧めです。

・日用雑貨

シャンプーや歯ブラシ、タオルなど日用品も日本製品はクオリティが高いと喜ばれます。

特に無印良品は海外でも人気ブランドです。食事とは違って味で好き嫌いが分かれないのでちょっとしたお土産にぴったりです。

ホストファミリーへのお土産の渡し方・英語フレーズ

お土産を準備したはいいけど「いつ渡せば良いの?」「タイミングが難しい」などの声をよく聞きます。

お土産はあくまでも気持ちなので、堅苦しく渡す必要は全くありません。お土産を渡すタイミングや渡し方についてご紹介します。

ホームステイ先に着いたら、荷物を置いてまずは部屋の案内をされます。その後にホストファミリーが揃ったタイミングで自己紹介するので、そのタイミングで渡しましょう。

お土産はホストファミリーとの会話のネタにもなるので、家族みんながいるタイミングで渡すのがお勧めです。。

お土産を渡す英文フレーズ

渡す時は「For you」「It's Japanese souvenirs」などカンタンなフレーズでも伝わります。少し謙遜して「This is a little something I picked up on the way.」 などと伝えてもいいです。

少し謙遜した方が印象いいのはカナダでも同じです。

1〜3ヶ月の短期ホームステイがお勧め

トロントは交通費がお得

トロント市内の移動は、交通機関「TTC(Tronto Transit Commision)」を安く利用できます。

同じ料金で距離関係なく移動できます。乗り継ぎもでき、乗り放題チケットもあるため大変お得です。

語学学校近くのアパートや学生寮に滞在もできますが、1週間〜1ヶ月の短期滞在であれば設備が整っているホームステイが便利です。。

英語漬けになれる

ホームステイでは同じ家に日本人がいない限り、家の中で使用する言語は英語のみになります。

語学学校から帰宅しても英語でコミュニケーションをとる必要があるため、短期間で集中して英語を勉強したい人には最適です。

1年など長期滞在でも最初の1〜3ヶ月はホームステイで、その後シェアハウスを探す方法が人気です。

ホームステイが気に入ったら現地で延長できますし、ルームシェアに移動することで長期留学でも費用を安く抑えられます。

長期留学中に滞在先を探す方法

ホームステイ後はシェアハウスで暮らすのがトロント留学での一般的な滞在方法です。

物件は必ず内見する

日本でも物件情報を見つけたら内見に行きますが、カナダでも同様に契約前に必ず実際の物件を内見しましょう。

海外だからよく分からないという理由で、内見をせずに契約したり、または学校やエージェントに任せてしまう人も多いです。

しかし、いざ実際に入居すると劣悪な環境であることが発覚することも珍しくありません。

ネットで物件を探したり、エージェントを頼ること自体はいいですが、契約前は自分の目でかならず内見するようにしましょう。

カナダ人が使う地元の不動産会社の利用もできますが、契約書含め全て英語で行う必要があります。

ホームステイのメリット

多文化を学べる

トロントは世界で最も多様な人々が暮らす街の1つで、その数100以上の民族がトロントに住んでいます。

そんな多文化で多国籍な街なので、ホストファミリーも様々です。

語学学校では会えないような人たちと一緒に生活することで、英語のみならず、食事や家事の仕方、休日の過ごし方など、多文化コミュニケーションを学ぶことができます。

英語漬け

ホームステイでは、寝ても覚めても英語でのコミュニケーションを強いられることになります。

楽ではありませんが、その分英語の上達は日本人と一緒に暮らしている人よりも早いです。

何より、学校では習わないような「生活で使う英語」を直接学ぶことができます。

安全

これはホームステイに限りませんが、ホームステイの多くは門限がある、あるいは、あまり遅くには帰りにくいという点が挙げられます。

これは不便なようですが、海外ではこの不便さが安全につながります。

長期で滞在していると、街にもすっかり慣れて夜なども1人で出歩いてしまう人が少なくありません。

その点、ホームステイでは夜は早めに帰ろうという心理が働くため、夜も比較的安心な時間に家路につくことができます。

ホームステイのデメリット・失敗例

当たりはずれがある

ホストファミリーの中には、ただ空いている部屋をビジネスとして貸したい家族もいます。

ビジネス目的のファミリーだと、コミュニケーションが皆無だったり食事の用意がないことも実際にあります。

解決策:事前確認

エージェントや語学学校に手配してもらう場合は、ホームステイ先についてよく確認しましょう。

あとは、特にネットを使い自分でホームステイ先を探す人は、ビジネスでホームステイをさせている家庭が多いです。

インターネットでホームステイ先を決める時は、「費用が安いから」という理由だけでなく、「なぜ費用が安いのか?」まで考え、よく調べるようにしましょう。

ルールが厳しい

ステイ先によっては、宗教に経験な家庭、食事にこだわりのある家庭、また門限やシャワーの時間、夕食の連絡、就寝時間などルールに厳しい家庭もあります。

ルールをきちんと守らないとトラブルを招くことになり得ます。せっかくのホームステイなのにホストファミリーと良い人間関係を築けません。

解決策:まずはステイ先への理解を

ホームステイの目的は、現地の一般家庭の生活を学ぶことでもあります。

もちろん文化や価値観も違います。相性の問題もあります。全てのことが分かり合える訳ではありません。

まずはルールがなぜ設けられたのか考え、理解する姿勢を見せましょう。

その上で納得できないルールがある時は改善できない相談してみましょう。その際、伝え方には十分気をつけるようにしましょう。

また、トロントは様々な移民が住んでいるため、ホストファミリーが英語環境でないことや英語ネイティブでないこともあります。

週末が楽しい1ヶ月以上がお勧め

時間の都合がつく人は1ヶ月以上の短期留学にチャレンジしてみてください。

トロントはお祭り好きな都市で、週末に各地でイベントがよく行われます。また色々な観光スポットがあるため、1週間だけではとても回りきれません。

トロントのランドマークであるCNタワーでエッジウォーク(タワーの展望台外を歩くツアー)を試すのもよし、セントローレンスマーケットで買い物やランチを試すのもよし、ディステラリー地区でアートに触れるのもよし。

アメリカとの国境にあるナイアガラ滝観光も人気です。

週末にホストファミリーを誘って小旅行に出掛けるのも楽しいでしょう。都市も自然も楽しめるトロントは1週間よりも1ヶ月以上の短期留学がお勧めです。

ホームステイで役に立つ英語例文

英語の勉強が目的のホームステイなら、日本でできる限り勉強してからの渡航がお勧めです。

ある程度英語ができるだけでホストファミリーにも好印象です。何より一緒に生活する以上コミュニケーションは必須です。

最低限、自己紹介や挨拶は自然にできるレベルまで勉強しておきましょう。実際に使える便利な英語例文をご紹介します。

・Hi, how are you? I'm XX, please call me YY.

(こんにちは、XXです。YYって呼んでね)

・And you ...

(それであなたの名前は…?)

・Nice to meet you.

(よろしくお願いします)

初対面ならこれでOKです。自分が名乗ってから相手の名前を聞きます。その後に「よろしくお願いします」とつなげるとスマートです。

その他、自分の出身地、趣味、仕事/学校で勉強しているなど、単語レベルで説明できるように事前に準備しておきましょう。

  1. ペンギンちゃん

    仲良くなるためにいろいろ聞きたいな

  1. 英語で質問をするときに使えるフレーズをまとめた記事をチェックしてね

    キリン先輩

\ 英語で質問できる? /

英語の質問フレーズ39選

ホストファミリー仲良くなれる持ち物

ホストファミリーにはコミュニケーションのタネになるお土産がお勧めです。

逆に立場で考えた時に、高価なお土産が欲しいと思って外国人留学生を家に迎え入れるでしょうか?あまり高価な物をもらっても気を遣ってしまいます。ちょっとした会話のタネになるものを選びましょう。

日本っぽいフレーバーのお菓子

抹茶や日本酒、桜味などはわかりやすく日本をアピールできてお勧めです。

お菓子だったら子供も喜びますし、日持ちもします。

日本的な小物

文化紹介として日本の扇子や箸なども話題作りには最適です。

特に葛飾北斎のプリントがされているグッズは、わかりやすく日本らしいので喜ばれます。

日本クオリティのアイテム

海外に行って驚くのは、ちょっとした持ち物などでもクオリティが低いこと。

シャーペンは芯が出てこない、ボールペンはボール部分が抜けてインクが漏れてくる…などなど。

色の消えるフリクションボールペンや極細のボールペンは、安い上に海外ではなかなか売っていないのでお土産にお勧めです。。

ホームステイを楽しむための心構え

楽しむため、ストレスを溜めないため、ホストファミリーに好印象を与えるためにやるべきこと、心構えについて紹介します。

気にしすぎない

いろいろな人種が混在しているトロント。言葉や文化背景が違うため、価値観が異なるのは当たり前です。

日本なら「人に迷惑をかけないように」と他人を気遣うスタイルが当たり前です。しかし、そうした当たり前はトロントにはありません。

違いを楽しむつもりで「人は人」「自分は自分」とマイペースにやっていけば大丈夫です。

自己主張する

初めての海外、ホームステイ。遠慮してしまう気持ちも分かります。けれど残念ながら、関わる全ての人があなたのことを常に気にかけてくれる訳ではありません。

何か嫌なことや戸惑うことがあった際、きちんと主張しなければあなたの意見はないものとされてしまいます。

通したい意見がある時は、遠慮しないで自分から話しかけて積極的に主張する心構えが必要です。

自分から挨拶

自己紹介や挨拶など、人と生活する上での基本は大事にしましょう。

知らない人でも、アパートの廊下ですれ違ったら「Hi, how are you?」のと自然に出ると良いです。

慣れない人は「1日5回は自分から挨拶をする」など自分ルールを作って実行してみましょう。

ホームステイで失敗しないために

ホームステイをする上で事前に確認しておいた方が良いことを紹介します。

ホームステイ先の情報を確認する

ホストファミリーの家がどんな場所にあってどう通学するのかは事前に確認しておきましょう。

空港でトラブルが遭った際、自力でホームステイ先まで行けるようにしておくことをお勧めします。

GoogleMapsなどのアプリに家の場所を登録しておきましょう。留学中は普段と違う通学経路であっても帰れるようにしておくと安心です。

また、周辺の交通手段についてもメモしておくと便利です。

他のハウスメイトについて確認する

ホームステイ先に、日本人の留学生が滞在している場合があります。

基本的には同じ国籍の生徒がハウスメイトにならないように配慮してくれますが、念の為、ハウスメイトがいる場合は国籍や性別を確認しておきましょう。同じ国籍のハウスメイトがいたら、ホームステイ先を変更できないか相談しましょう。

ハウスルールを確認する

一番避けたいのは、ハウスルールをきちんと理解しないまま、ルールを破ってしまうことです。

ホストファミリーも人間なので、ルールを守らない人に対しては好意を持って接してくれません。

門限、シャワーの時間、Wifi利用の注意、電話しても時間、洗濯のやり方など一つひとつのルールを積極的に確認するようにしましょう。

ホームステイ先の探し方

自分でホームステイ先を探す場合にはどんな方法があるのでしょうか?3つの方法を紹介します。

語学学校で手配を依頼する

語学学校ではホームステイ先の手配も一緒にお願いします。

留学エージェントを利用

留学エージェントもホームステイ先の手配を行っています。

語学学校より手配料やホームステイ費用が高くなる場合もありますが、日本人スタッフが実際にチェックをしたホストファミリーを紹介してもらえます。

インターネットなどで個人手配

homestaybayhomestay.comHOME STAY INなどインターネットでホームステイ先を自分で探す方法です。

仲介会社を挟まないので手数料や滞在費用が安くなる場合もあります。

他に個人手配を無料でサポートしてくれるサービスの利用もお勧めです。

また、自分で手配する場合は自分の好みのホームステイを探せます。

ただし、トラブルがあった場合には自己責任になってしまいますので、探す際にはその旨をしっかりと理解しておきましょう。

個人手配は好きな条件を選択できますが、何かトラブルがあっても自己責任で自分で全て対応する必要があります。

中にはビジネスで留学生の受け入れをしているホストファミリーもいますので注意しましょう。

出発までの流れ

カナダにフルタイムでない学生として、6ヶ月以内なら学生ビザの代わりに電子渡航認証(eTA)が必要です。

6ヶ月以上の留学を希望する、または大学や大学院など正規学生での留学を希望する場合は、学生ビザが必要になります。

  1. 申し込み手続き(出発3ヶ月前まで)
  2. パスポートの準備(申請には10日~2週間かかります)
  3. eTA申請(プログラムによって簡易ビザが必要)
  4. 代金残金の支払い(出発1ヶ月前)
  5. 出発

ハズレないホームステイの選び方

ハズレのホストファミリーとは

ホームステイというと優しいホストファミリーに囲まれて思い出いっぱいの生活を想像する人もいると思います。

しかし、ホームステイはホテル滞在とは異なります。ホストファミリーが滞在中に手厚いサービスをしてくれることはありません。

事は冷凍食品ばかり、週末は別々に過ごすのが基本のホストファミリーも中にはいます。

その他にも、門限が20時など早すぎるとか、ビジネスで留学生を受け入れているため、暖房禁止、シャワーは1回10分以内、選択は週に1度まで、と厳しく決めている家庭もあります。

リクエストできる条件

ホームステイ先の手配を依頼する際、語学学校やエージェントに最低限のリクエストは出すことができます。

  • 子供の有無
  • ペットの有無(動物アレルギー)
  • 食事制限(食事アレルギー・宗教)
  • 食事の有無

アレルギーに関しては慎重にマッチングしてくれますが、全てのリクエストが100%通る訳ではありません。

また、人種や肌の色については人種差別に当たるためリクエストをすることができません。

ポイント1:希望条件で自分で探す

自身でインターネットでホームステイ先を探すことで、細かい希望条件に合うファミリーを納得いくまで探すことができます。

家の外観や部屋の写真も確認できます。また、仲介料が発生しないため説明も可能です。ただしトラブルの際は自己責任です。

ポイント2:現地の斡旋業者で探す

現地の斡旋業者を使うことで、手配料が安くなる場合もあります。また、何かトラブルが遭った際も対応をお願いできます。

ただし全て英語でのやり取りとなるので、正確に自分の希望を伝える自信がない人は慎重に検討しましょう。

ポイント3:最終的には相性

どんなホストファミリーであっても、結局は相性さえ良ければハズレではありません。とにかく値段が重要な人もいれば、ファミリーとの交流を重視したい人もいます。

ホームステイ先を探す前に自分にとって優先順位を明確にしておくことをお勧めします。

ホストファミリーへ送るメール例文

ホストファミリーへ送るメールの例文として「自己紹介」「渡航前の質問」「帰国後」の3つのシーンごとに使う英文フレーズを紹介します。

自己紹介

・Hi! I am Ken living in Tokyo, Japan.

(こんにちは、私は日本の東京に住んでる、ケンと言います)

・I'll be staying at your place for three months from Sep 1st.

(9月1日から3ヶ月、あなたがたのところでお世話になります)

・I would like to thank you in advance for having me at your home.

(私を受け入れていただきありがとうございます)

渡航前の質問

・It seems it has been cold recently, so do you think I need my down coat?

(寒い日が続いているようですが、ダウンコートはいりますか?)

・Do I need anything that I should bring from Japan to your place?

(日本から何か持っていった方がいいものはありますか?)

・If you have any special house rules, I'd like to know them in advance.

(もし特別な家でのルールがあれば、前もって教えていただきたいです)

帰国後のお礼

・How have you been doing?

(いかがなさっていますか?)

・Thanks so much for everything during my stay in Tronto.

(トロント滞在中は本当によくしてくださって誠にありがとうございました)

・I really enjoyed spending with you at your place having dinner.

(家で夕食を食べなから過ごせたのは本当に楽しかったです)

・Stay in touch!

(連絡し合いましょう!)

学生寮

トロント学生寮
Sol Camps International, Toronto

学生寮とは

学生寮とは、大学や語学学校が用意する学生のための住居です。

ホームステイに比べて学生寮の方が学校近くにあって通学しやすいことが多いです。

学生寮のタイプ

学生寮には、一人部屋、2〜4人部屋など様々な種類があります。

シェアの場合はバスルーム、キッチン、リビングが共同スペースであることが多いです。掃除は業者が行う、または住人で当番制になります。

語学学校の場合は学生寮を自分たちで持っている訳ではなく、民間が行ってる宿泊施設を学生寮として手配しているケースもあります。

運営者の違いによって、部屋のルールなども変わってきます。

例えば、大学運営ならばルールは大学らしい行いを求められたりしますので、事前の確認はしておいた方がいいです。

学生寮の場合、通学によほど不便なところであることはあまりありません。

学生寮はこんな人にお勧め

学生寮がお勧めの人の特徴を紹介します。

たくさん交流したい人

相部屋の場合、ルームメイトには同じ学校に通う生徒、同年代や多様な克雪を持つ生徒がいます。

同じ学生であるため「勉学」が目的である共通点があります。そのため言葉が違っていても打ち解けやすい雰囲気があります。

海外の友達を作りたい人、英語でたくさん交流したい人には学生寮の相部屋がお勧めです。

学校の近くに住みたい人

ホームステイ先は郊外にあることが多いため、通学に片道1時間前後かかってしまいます。

学生寮なら片道30分以内の距離にあることが多く、通学時間を節約したい人にはお勧めです

大学生

大学留学であれば、ほとんどの生徒が大学敷設の学生寮に入ります。

カナダは日本の大学と比べ多く課題が出ます。入学よりも卒業する方がはるかに大変なので、大学生は学生寮で勉強を中心にした生活を送ります。

寮生活について

共同スペース

多くの学生寮では、シャワールーム、ランドリー(洗濯)、キッチン、トイレが共同スペースになります。

共同スペースでは曜日や週で掃除担当が決まっているなど、利用時間、利用方法などのルールが設けられています。

学生寮の生活は楽しい面がある一方で、色々な国から様々な文化を持った人たちが集まって生活するためトラブルもあります。貴重品の管理は特に気をつけるようにしましょう。

男女共同

海外の学生寮は男女共同が一般的です。部屋ごと、フロア毎で男女が分かれている場合が多いです。

社会人でも学生寮に入れるの?

年齢や性別は関係なく、どんな人でも要件を満たしていれば学生寮に入ることはできます。

カナダでは社会人になってから大学に学び直しに入学する人も少なくありません。特に大学の学生寮の場合、30代以上の学生がいても不思議なことはありません。

特にMBAプログラムは入学に社会人経験が必須の大学もあります。ルームメイトが社会人であることもよくあります。

貴重品の管理方法

学生寮に住む上で、よく耳にするトラブルは貴重品や金銭についてです。

貴重品の代表例としては、パソコン、スマートフォン、現金、パスポート、クレジットカードなどが挙げられます。他のルームメイトに貴重品を盗まれてトラブルになるケースもあります。

無用なトラブルを避けるためにも、貴重品の管理は自分で責任を持って行いましょう。

学生寮で気をつけたい貴重品の管理方法のポイントを紹介します。

鍵付きスーツケースで管理する

スーツケースは鍵付または暗証番号ロックがお勧めです。

更に人目につかない、手に届かない場所にしまっておきましょう。

暗証番号が見られるリスクを低くするためにも、周りに人がいる時はスーツケースを開けないなどマイルールを決めておくと良いです。

共有ルールを作る

貴重品管理に関してルームメイトと共有ルールを作っておきましょう。

ルームメイトが部屋からいなくなる時は必ず部屋を施錠するなどルールを決めておけば、貴重品を盗まれるリスクを減らすことができます。

また、寮に住むメンバーのスケジュールを共有しておくことで鍵の閉め忘れを防ぐことができます。

高価なモノは持っていかない

留学先に高価なモノは本当に必要でしょうか?持っていかないことが一番の防犯方法になります。

あくまでも留学だということを忘れずに、必要なモノだけを選んで持っていきましょう。

トロントの学生寮の費用相場

トロントの語学学校の学生寮の費用相場を紹介します。

1週間2〜3万円
1ヶ月間8~12万円
1年間96〜144万円

上記はあくまでも目安ですが、トロントの学生寮といってもピンからキリまで様々です。

部屋タイプとして、二人〜部屋より個室の方が高くなります。また寮の施設、立地、食事によっても変わってきます。

留学生活を始めると想定外の出費が出てきてしまうものです。滞在先の学生寮が決まったら余裕を持って資金を準備しておきましょう。

トロント寮生活の費用内訳

トロントの語学学校の食事付き1ヶ月の寮生活をする場合、必要な目安の費用は下記の通りです。

家賃8〜12万円
渡航費7〜20万円
語学学校学費費用6〜13万円
海外保険1.2~2.2万円
ビザ申請約600円($7の電子渡航認証eTA)
その他(交際費、生活費など)8〜20万円
合計30~66万円

※1CAD80円計算
※学生ビザは1.2万円
※ネット代含む

3食付きの学生寮ではこのくらいの相場ですが、食費が全く含まれていない学生寮も含めると、ボトムラインはもっと低くなります。

また、生活費を切り詰めることで、この相場よりも安い費用での留学を実現することは可能です。

滞在費はできるだけ安く抑えたい人は、食事なしで、ルームメイト多めの寮がコストを安く抑えられます。

学生寮のメリット

学校に近い

学生寮はレジデンスと言われ、基本的に学校の近くに建てられていることがほとんどです。

通学時間が短いので勉強する時間を確保できます。

学生寮によっては、公共の交通機関を利用し通学する場合もあるので事前に確認しましょう。

国際交流ができる

国際色豊かなトロントは、語学学校にもいろいろな国の学生が集まります。

多国籍の人が集まるので、様々な文化を持った人と交流できます。

寮によっては、クリスマスやイースターのイベントがあるので一緒に寮生活を楽しめます。

学生寮のデメリット・失敗例

騒音

共用スペースでパーティをしていたりと騒がしいことがあります。

解決策:最低限のルールは守る

人間関係のトラブルを避けるためにルールを守ることが大切です。

あまりにも酷い時は寮の管理者に相談し、改善してもらいましょう。

勉強に集中したい時は、図書館やカフェがお勧めです。

英語環境とは限らない

日本比率が高い学校では、ルームメイトが日本人である可能性があります。

相部屋が日本人だと英語を使わずに日本語で過ごしてしまいます。

解決策:事前に日本人比率をチェック

事前に日本人の比率と国籍が違うルームメイトにできるかの確認をしましょう。

せっかくの留学なので、授業以外でも英語漬けになれる環境を選ぶのがお勧めです。

相部屋のメリット

費用が安い

相部屋の一番の利点は、費用を安く抑えられることです。

留学の資金をできるだけ安く済ませたい人は、一人部屋ではなく相部屋がお勧めです。

コミュニケーション力・生活能力がつく

学生寮の共同生活通して、社会性を身に付けることを目的としている学生もいます。

大学によっては、1年次は寮生活をする規定があります。

また、相部屋だと朝から晩までずっと英語を使うことになるため、英語力が上達します。

国際交流ができる

相部屋ではルームメイトと一緒に生活するので、育った環境による文化の違いを発見できます。

様々な国からきた留学生と一緒に生活することで、文化の違いを理解しより深い関係なれます。

一人部屋のメリット

プライベートが確保できる

一人部屋では相部屋と異なり、プライベートの時間を分けることができます。

相部屋のルールに縛られることなく、一人でリラックスする時間があり、勉強も集中できます。

トラブルが最小限に

一人部屋なら共同生活のトラブルを最小限に抑えることができます。

1部屋につき1つのシャワールームやトイレを備えているところもあるので、好きな時間にシャワーを利用できます。

貴重品の管理が楽

部屋の施錠を気をつけていれば、室内の管理は相部屋に比べて管理がしやすいです。

長時間の外出の際も、出入りするのは自分のみなので安心です。

寮生活を楽しむためのポイント

自分から行動する

共同生活は、自分から積極的に動く姿勢が大切です。

挨拶の基本的なコミュニケーションや掃除など自分から進んでしましょう。

初めて会うルームメイトに自分から話しかけ、自己紹介をすると好印象のポイントです。

自己主張

生活の中で気になったことがあればきちんと自己主張しましょう。

国や文化の違いで価値観の相違があるのは当たり前です。自分の気持ちを伝えないと相手は理解できず、良い人間関係を築くのが難しいです。

海外では、適度な自己主張が円滑なコミュニケーションをするために大切です。

肩に力を入れすぎない

寮生活で必要な心構えも大事ですが、何よりも一番大事なのは、あなた自身が楽しむことです。

時には嫌なこともあるかもしれませんが、それも時間が経ったらいい思い出になるものです。

積極的に動いたりルールを守りつつも、無理しない程度に、肩肘張らずに寮生活を楽しみましょう。

寮がある語学学校の探し方

留学エージェントを利用

留学エージェントでは、語学学校と寮の手配を一緒にお願いできます。

語学学校の寮またはエージェントが提携している寮になります。

現地の情報や渡航後のサポートが手厚いエージェントもあり、スムーズに準備ができ安心して留学ができます。

インターネットなどで個人手配

個人で寮付きの語学学校を探す場合、語学学校のホームページに学校に寮があるかどうか記載してます。

エージェントに払う紹介料がかからないので、費用を安く抑えられます。

下記は参考サイトです。

出発までの流れ

  1. 申し込み手続き(出発3ヶ月前まで
  2. 留学手続き開始
  3. パスポートの準備(申請には10日~2週間かかります)
  4. eTA申請(プログラムによって学生ビザまたはワーホリビザが必要)
  5. 留学費用の支払い(出発1ヶ月前)
  6. 出発

失敗しない学生寮の選び方

学校までのアクセス

学生寮が学校から離れていると、勉強時間が減ってしまいます。

費用が安い場合は、アクセスが悪い可能性があるので事前に立地を確認しましょう。

部屋のチェックをする

現地で学生寮を手配する場合、水回り、日当たりなど条件はリストアップして内覧しましょう。

渡航前に手配する場合は、メールで問い合わせして写真で確認することが大切です。

気になったところは即決

条件のいい学生寮は人気があり、すぐに埋まってしまいます。

気になる学生寮を発見した場合は、できるだけ早い段階で決断するのが懸命です。

そのため、どういう学生寮がお得で自分の条件を満たせるのか、ポイントをまとめるのが大切です。

シェアハウス

シェアハウス

シェアハウスとは

シェアハウスは、1つの家を何人かでシェアして住むステイスタイルです。

バスルームやキッチンなどが共同なのは寮と同じですが、異なる点は部屋が分かれてるのでプライベートを保てます。

また学生寮やホームステイにある門限がないため、自由に生活を送れます。

海外では一般的な暮らし方のため、学生や社会人など様々な人がシェアハウスで生活しています。

オーナーにもよりますが、シェアハウスは基本的に長期の契約が多いです。

シェアハウスのタイプ

一軒家やアパート、マンションやコンドミニアムなど、借りる家によって様々です。

中には民泊サービスで長期の契約をすることで、ディスカウントを得られる場合もあります。

シェアハウスはこんな人にお勧め

国際交流をしたい人

シェアハウスでは、様々な国籍、年代の人達と一緒に共同生活を送ります。

ハウスメイトは同じ留学生、海外の転職活動している人と状況も人によって様々です。

自分と違うことを受け入れて、異文化を理解し、交流したいと思っている人のほうが、シェアハウスは楽しむことができます。

長期滞在を考えている人

トロントに長期滞在をする人の中には、留学ワーキングホリデーや海外移住を目指す人などがいます。

長期滞在の場合は、費用が抑えられプライベートが確保できるシャアハウスがお勧めです。

海外上級者

シェアハウスの長期契約は全て英語でする必要があり、海外経験が豊富な人や、トロント経験者の方が向いています。

自由を手にいれる代わりに、シェアハウスには一定の責任が伴うからです。

不安な人は、まずホームステイや学生寮を1ヶ月ほど経験してからシェアハウスへ移動してはどうでしょうか。

ルームシェアの部屋タイプ

トロントで月に$500〜$1000程度の部屋を探す際、候補に挙がるのがシェアハウスです。

シェアハウスは一人暮らしより、安いので費用を抑えたい人にお勧めです。

しかし、1つの部屋をカーテンで仕切ってシェアするところもあるため注意が必要です。

マスタールーム

マスタールームは、その部屋のオーナーが住む場所で、一番大きいお部屋です。

トイレとバスルームがお部屋内に付いているので、カップルで一緒に住む人も多いです。

誰かとシェアする場合はシェアルーム、一人で占有する場合はオウンルームと呼ばれます。

リビングルーム

リビングです。トロントの家賃は高いため、場所によってはカーテンで仕切って部屋感を演出しているオーナーもいます。

他にはある程度の広さがあるベッドルームやセカンドルーム、半地下に位置するベースメント、窓が一面にあるソラリウム、小さくて窓のないデンがあります。

シェアハウス生活について

共同スペースについて

シェアルームの共同スペースはシャワールーム、ランドリー(洗濯)室、キッチン、キッチン、トイレです。

これらの共用部分の使用はオーナーが定めるルールにを守る必要があります。基本的に掃除は自分たちで行います。

お風呂やキッチンの使い方がルールが厳しい場所もあります。

無用なトラブルを避けるために、ハウスメイトや不動産の選定は念入りに行いましょう。

男女共同?

シェアハウスでは、オーナーによってルールが違います。

基本的に男女が分かれていることはなく、オーナーによっては女性専用と男性専用と分けています。

日本人には慣れないかもしれませんが、海外では男女共同で部屋を使用する場合が多いです。

シェアルームと同様、シャワールームやランドリー室、キッチン、トイレを共同で使います。

トラブルの原因に関して性別は関係なく、一緒に住む人やオーナーの人柄が大切です。

部屋を決める際にはオーナーやシェアメイトの人柄をよく見たり、聞いておくことがポイントです。

トロントのシェアハウスの費用相場

トロントでシェアハウスに住む際の家賃の費用相場は下記の通りです。

1週間
1ヶ月間4万~8万円
1年間48万〜96万円

基本的にシェアハウスは短期の滞在はなく、あるとしたら民泊などのサービスを使って滞在することになります。

カナダの中でもトロントは家賃相場が高く、都心に位置するほど高くなります。

シェアハウスでルームシェアをするとより安く抑えられます。

シェアハウスの費用内訳

シェアハウスに滞在し、1ヶ月語学学校に通った場合の費用内訳です。

家賃4〜8万円
渡航費7〜20万円
語学学校の費用6〜13万円
海外保険1.2~2.2万円
ビザ申請約600円($7の電子渡航認証eTA)
その他(交際費、生活費など)8〜20万円
合計26~62万円

※1CAD80円計算
※学生ビザは1.2万円
※ネット代含む

年契約でシェアハウスに住む場合は、デポジットが必要です。

できるだけ安く滞在したい人は、広めの部屋を借りてルームシェアすると費用が抑えられます。

シェアハウスのメリット

好きに生活できる

シェアハウスでは、門限がありません。

自分の好きな時間に出かけられ、自由な一人暮らしを満喫できます。

プライベートも確保されており、ストレスを感じずリラックスして生活ができます。

節約できる

シェアハウスは、費用を抑えられるのが良い点です。

また、生活費を自分で管理できるので節約すれば、安い滞在費でトロントに住めます。

その際は場所を都心から移すとより安い家賃の家が見つけやすいです。

さらにルームメイトを探しルームシェアすれば、家賃は1/2にすることも可能です。

国際交流ができる

ハウスメイトによっては、英語環境で暮らすことも可能です。

長期の滞在でシェアハウスに住んでいると、文化の違う人との暮らしにも慣れ、まるで家族のように一緒に暮らすこともよくあります。

一緒に暮らす人によって異なりますが、学生寮とは違った体験ができます。

シェアハウスのデメリット・失敗例

人間関係

シェアハウスで肝になるのは、オーナーやルームメイトとの相性です。

住まいを決める前に条件をチェックすることが大切ですが、人間関係によるトラブルが多いです。

解決策:ルールを守る

共同部分でのルールを遵守することが大前提です。ウスメイトに問題がある際は、オーナーに相談しましょう。

語学学校やキャンパス内の掲示板でハウスメイトを探すこともできます。同じ学校の学生が案内を出しているので、コンタクトが早くとれます。

食事が付いていない

シェアハウスでは学生寮と違って食事が付いてないので、全て自分で用意しなければなりません。

また、家賃が安く抑えられても外食で費用がかさんでしまっては本末転倒です。

解決策:自炊する

トロントは外食は高いため、自炊を心がけましょう。ハウスメイトと協力するのもお勧めです。

シェアハウス生活を楽しむためのポイント

長期留学にお勧め

シェアハウスは長期留学にお勧めです。

1ヶ月単位で契約できる物件が少なく、短期の滞在は難しいです。

長期滞在の場合は滞在費を一番安く抑えるにはシェアハウスがお勧めです。

長期留学で楽しみなのが週末のアクティビティ。友達を誘って、勉強の気晴らしにカナダを回ってみるのもいいでしょう。

カナダは寒いイメージがありますが、トロントの気候は他の都市よりも比較的穏やかな傾向にあります。

梅雨がないため、大抵4月までは冬らしい日が続き、5月から夏へと移り変わっていきます。

トロントで週末行くのにお勧めなのはトロントアイランド・パークです。

足こぎのボートやレンタルサイクルなどで、公園内を回ることができます。また、定期フェリーがあるので帰りも楽です。

他にもランドマークとなっているCNタワーToronto Zooなど、観光に最適な場所が目白押しです。

シェアハウス生活で役に立つ持ち物

便利なグッズやハウスメイト、オーナーへのお土産についてご紹介します。

いざという時の日本食

トロントでも日本食は割高なため、日本食を持って行きましょう。

パックの味噌汁やカップラーメンがお勧めです。

ハウスメイトへのお土産は必要?

シェアハウスのハウスメイトやオーナーへのお土産はわざわざ持ってくる必要はありません。

ただし、持ち物に日本らしいものを持っていくと、コミュニケーションのきっかけにはなります。また、文化の紹介などもできて一石二鳥です。

シェアハウス生活を楽しむための心構え

シェアハウスに住むにあたり、ストレスを溜めないためにやるべきこと、心構えは次の通りです。

気楽に楽しむ

国籍や文化、年代が違うハウスメイトとの生活は価値観の違いからストレスに感じることがあります。

トロントには様々な人が集まるため、文化や価値観の違いを楽しめるくらいでなければ暮らしていけません。

まずは深く考えすぎず、楽しむ心構えが必要です。

1日の始まりの挨拶が大切

自分から挨拶をするのは、慣れていないと難しいです。

しかし、円滑なコミュニケーションは挨拶が大切です。

自分から積極的に挨拶すると、たとえ英語が不十分でも相手は気持ちよく応えてくれます。

分からないことを質問したりするのも、初めて会う人との会話のきっかけには効果的です。

1日の始まりには、自分から話しかけるなど、元気に挨拶をして、会話のきっかけをつかみましょう。

ルームシェアで失敗しないために

生活に関わること

お風呂やシャワー、キッチン、リビングなど、共有部分の掃除分担は、前もって当番やルールを決めておきましょう。

また、洗濯やお風呂の時間など、限られた設備の使用時間なども決めておくとトラブル回避に有効です。

お金に関わること

ハウスメイトとトラブルになりやすいのが、金銭関係です。

電気や水道・電話の使いすぎ、家賃の滞納が続くと信頼を損ねてしまいます。

家賃を期日までに払うこと、電気を使いすぎた月は自分が多めに払う気遣いも必要です。

友人・異性に関わること

シェアハウスは門限や外出の制限はありませんが、家の中ではルールを守る必要があります。

夜遅くまで電話をする、友人を家に招いてホームパーティーをする、異性を泊めるなどは前もってルールを決めておかないトラブルになります。

トラブルを避けるために、事前にルールについて話し合いましょう。

シェアハウスする物件の探し方

留学エージェントを利用

シェアハウスなどのアパートを手配してくれる留学エージェントもあります。

その場合、どちらかというと寮に近い感覚でシェアハウスを借りることができます。

エージェントの提携の受け入れ先さえあればいつでも入れるため、賃貸物件の情報や契約書などを全て英語で調べるなどの手間が省けます。

語学学校からほど近い、ドミトリータイプや、ドミトリーの付いている家のプライベートルームを追加料金を払って借りるケースが多い傾向にあります。

費用は高くなってしまいますが、現地にいなくても日本から手軽に契約できるので時間や手間の節約できます。

インターネットなどで個人手配

ルームシェアがOKの一人暮らし用の貸部屋紹介サイトなどはたくさんあり、情報自体はネットで簡単に手に入れることができます。

契約書は全て英語で、全て自分で理解しなければならないため難易度は高いですが、その分自分の好きな部屋を納得のいくまで探せます。

ただ賃貸物件に関しては外国人が詐欺に合うケースもあるため注意が必要です。

参考までに、トロントの賃貸アパートが探せるウェブサイトをご紹介します。

失敗しないシェアハウスの選び方

デポジット制度

カナダのシェアハウスには、デポジットという補償金があります。

部屋のものを壊さなければ、デポジットは滞在最終月の家賃に当てるか、全額返金されるかのどちらかです。

このデポジットを払って初めて契約となるため、先に他の人にデポジットを払われて契約されてしまうということもあります。

日本の敷金礼金ほど必要にならないのが良い点ですが、契約時の支払方法を事前に確認しましょう。

他にも、Take overと言って備え付けの家具や日用品にお金を請求されることもあるので注意が必要です。

細かい条件を必ず確認

広告やサイトなどにいくつかの条件が掲載されていた家を見にいく際、掲載内容が正しいかどうか内見でチェックしましょう。

いつから入居が可能なのか、最低滞在期間はどれくらいなのか、鍵は各部屋に付いているか、洗濯機はあるか、確認が大切です。

日本人には当たり前のことでも、仰天してしまう家の常識が海外には潜んでいます。

現地にいる日本人の発信している情報で有益な記事がたくさんありますので、事前に勉強がてら読むといいです。

結局はシェアメイト次第

住む場所を決める時に一番大事なのは、人間関係です。

オーナー、ハウスメイト、ルームメイとの人間関係が上手くいかずトラブルがあると、別の滞在先を探さなければいけなくなってしまいます。

一緒に住む人が良い人であれば居心地が良く、共同生活も安全で楽しいものになります。

男女トラブルが嫌な人は、女性専用の家を選びましょう。

門限やルールがありますが、セキュリティが男女共同のところよりしっかりしている物件が多いです。

シェアハウス探しで知っておきたい専門用語

インスペクション(Inspection)

物件見学のことです。実際に住む部屋や共有部分をチェックし、聞きたいことがあれば質問する、といった、普通の物件見学の流れと一緒ですが、ここで「ボンド」を確認しておく必要があります。

ボンド(Bond)

How much is bond?
(デポジットはいくらですか?)
デポジットはボンドと言われることも頻繁にあります。

ここでrentも聞いておくべきですが、ボンドは大抵1ヶ月分のレント料金と同じくらいが相場なので、法外に多いようなオーナーの物件は避けておいた方が今後も安心でしょう。

ビル(bill)

請求書のことです。領収書はレシートですが、ビルでまとめて領収書を指すこともあります。

オーナーにお金を払う際は、領収書などの控えを持っておくことにしましょう。

口約束で、お金を払ってしまうと後々トラブルの原因になります。

格安プラン・節約方法

1週間留学で格安に

まずは、期間を短くして費用を抑える方法です。

1週間トロントのホームステイ費用内訳を見てみましょう。

1週間滞在費 10~17万円

上記に含まれるものは家賃、生活費、ネット代、食費など、そして含まれていないものは渡航費、語学学校費用です。

留学費用が安い時期に行く

トロントの航空券が安くなる時期は冬です。

夏は、気候も過ごしやすく観光や旅行にはベストのシーズンになるので一律に高くなり、高い時では安い時期と比べて、航空券代に10万円以上もの差が出てしまいます。

短期の留学で必要な料金の内訳としては渡航費用が一番大きいため、この航空券の安い冬の時期(11月上旬〜12月上旬と1〜3月)のステイであれば留学に必要な費用を節約できます。

また、学生寮やシェアハウスなどではどうしても自分で物資を揃えなければならないため、1週間などの短期であればホームステイもリーズナブルに済ませることができます。

ワーホリに行く

ワーホリとはワーキングホリデーの略で、単なる観光ビザと異なり、長期滞在が許されるビザです。

18歳〜30歳までの日本国民なら、協定を結んでいる国1〜2年の滞在許可が下りるという仕組みです。

その間に就労・修学・旅行も可能です。勉強だけでなく、その国の文化に溶け込み、キャリアを築くのに有効な手段です。

トロントのあるオンタリオ州の最低賃金は11.40ドル(時給)で、現地で語学学校などに通いながら、時間の空いた時は働いて生活費を稼ぐことができます。

もちろん、最低限の英語は使える必要がありますが、雇用主によってはあまり英語ができなくても好意で雇ってくれることもあります。

多民族国家ならではですね。

有給海外インターンシップに行く

海外インターンシップは、長期で海外にいながらビジネスの場で研修ができる制度です。

有給のものと無給のものがあり、スキルや働く業界によってこれらは異なります。

キャリアアップやスキルアップを目指したい人や、海外でビジネス経験をしたい人、転職や就職に活かしたい人に最適です。

有給の場合、英語のレベルにもよりますがトロントのあるオンタリオ州の最低賃金11.40ドル/時間〜支払われます。

営業などであれば、定められた時給に歩合制でプラスされることもあるため、人によっては留学して黒字になる人もいます。

節約と有給の海外インターンシップを駆使すれば、現在お金に余裕のない方でも長期の留学は夢ではありません。

オーペア/ナニーとして働きながらホームステイ

ホームステイでベビーシッターをしながらステイする方法がそれがオーペア/ナニーです。

2つは正確には意味が異なり、オーペアはフルタイム、ナニーは職業の1つとしての意味合いが強い言葉です。

他にもデミペアと言ってパートタイムでのシッターを指す言葉もあります。

オーペア/ナニーとしてカナダで働くには就労ビザが必要なため、ワーキングホリデーや就労ビザの手続きが必要になります。

メリット

  • ホームステイ代を節約できる
    期間中は子供の世話をすることを条件に、お給料をもらえたりホストファミリー宅に無料で泊まれます。
  • 子供に触れ合える
    子供好きにはたまらない留学形態です。
  • スキルを活かせる
    日本でベビーシッターや保育士の経験がある人に最適です。

デメリット

  • 年齢制限
    ワーキングホリデービザで行くなら30歳未満でないといけません。
  • 学歴制限
    高卒以上の学歴が必要な場合があります。
  • 英語スキルがある程度必要
    英語コミュニケーションが可能でなければいけない場合があります。
  • その他各種条件
    200時間以上の、家族以外のベビーシッター経験が必要なほか、普通自動車運転免許を持っていることが必須の場合もあります。

留学エージェントを利用しない

留学エージェントとは、語学学校の学校選びから進路相談、留学手配、ビザの手配、出発前〜現地・帰国後のサポートなどを行い、その仲介料を学校や渡航者からもらって収益を得ている留学会社です。

手厚いエージェントでは語学学校などの情報も多いため、留学者の希望や特性を踏まえた上で、その人に適切な語学学校を勧めてくれたり、現地での生活についてアドバイスをもらうことができます。

現地に日本人のスタッフがいることもあり、何かがあった時も安心材料になります。

しかし、販売手数料はエージェントによってまちまちで、旅行会社や語学学校と手を組んで実際よりもかなり高い料金でサービスを販売しているケースもあるため、エージェントを利用する際は見極めも必要です。

自分でネットで調べることができればこの仲介料が節約できるため、時間に余裕のある人は自分で調べてみるのも一つ有効な手段です。

授業料が安い語学学校を探す

費用を考えるとき、語学学校選びも重要です。

語学学校学費費用(1ヶ月間)

入学金1万円
授業料10万円
テキスト代1万円

合計12万円程度ですが、授業料が安いところでは5万円ほどの学校もあります。

学校選びで格安留学を実現することも可能です。

家賃が安い地域でシェアハウス

ここでは、craigslistで検索したトロント周辺の地域の家賃で安かったところを紹介します。

郊外に行くほど家賃相場は安いですが、郊外だからすべて安いという訳でもありません。

GTA$600
イーストヨーク$650
エトビコ$475
ノースヨーク$530
スカーバロー$530
オールドトロント$570
トロント中心地$1200

このように、家賃は同じトロント内でも地域によって異なり、安い地域では、3万3千円ほどです。

安くて良い物件を探して格安留学を実現させましょう!

部屋のタイプを工夫する

マスタールーム$900
ベースメント$650
2ベッドルーム$1100

トロントでマスタールームのある安い部屋では、7万5千円程度。

ベースメントという半地下の部屋では5万千円程度、そして、カップルなどルームシェアできる人がいる場合は、2ベッドルームの部屋を借りて割ると、2人で9万円程度なので家賃を節約できます。

いずれも一人暮らしではなくシェアハウスで、リビングやキッチン、バスルームは共有です。

安い部屋は$5〜600くらいで探すことができますので、値段を譲れない方は粘り強く、時期も変えながら探してみるのがお勧めです。

案外マスタールームでもそのくらいの値段で借りれてしまう物件を見つけられます。

留学中の節約方法

外食しない

まずはこれに限ります。カナダでもトロントは都市部なので、どうしても外食費は高いです。

1食のランチでも約1500円くらいしてしまうので、毎度外食してしまうのはなかなか厳しいですよね。

幸い、トロントではフルーツや肉など、スーパーマーケットで買う食材は比較的安いです。

工夫すれば、一食200円程度に済ませることも可能です。食事の中心を自炊にして、まずは節約を図りましょう。

家のみのホームステイを選ぶ

ビシネス的に、留学生との交流がないホームステイをしている家庭があることは事実ですが、そうした家庭を自分で探して契約する場合、食事の有無を選ぶことができます。

もちろん有りのホストを選んでも良いのですが、その分高くついてしまいます。

ここであえて、食事なしのホストファミリーを選ぶことで、食費を自分で調節し、節約することができます。

交通費をかけない

トロントは東京に比べて小さい町。電車やバスを使わなくても、案外いけてしまうところは多いです。

ちょっとした買い物には徒歩で行ったり、現地で自転車を買って自転車移動すれば、軽い運動にもなって一石二鳥です。

カナダを出る時は自転車を売ってしまえば、自転車代の幾分はペイできてしまいます。

英語力アップのコツ・キャリアアップに活かすコツ

英語学習に適するステイ先を選ぶ

あなたの留学の目的が英語学習なら、大前提としてステイ先が英語環境であった方がいいですよね。

トロントは国際色が大変豊かで、移民も多い街のため、ステイ先が英語環境でないことも大いに考えられます。

エージェントなどに依頼する際はその旨を事前に伝えておくこと、また、自分で調べる際は個人で問い合わせて、ルームメイトやホストファミリーの状況などをそれとなく聞いておくと失敗を避けられます。

また、ステイ先のルールや家族構成にも注目する必要があります。

例えばホームステイでもルームメイトがいる可能性もありますし、また、小さい子供がいれば家で集中して勉強をすることは難しくなるかもしれません。

子供の有無は大抵サイトなどにも記載があるため、くまなくチェックしておきましょう。

渡航時期を工夫する

ホストファミリーが家にいない時期を避ける

カナダでも、8月は夏休みがあります。また、年末年始も日本がそうであるように、ホストファミリーが繁忙期である可能性が高いです。

バカンスに出てしまう場合もあります。英語でコミュニケーションを取りたいと思ってホームステイを選んだ人であれば、これでは本末転倒ですよね。

ホストファミリーが忙しい時期を事前に確認し、渡航時期を決めるようにしましょう。

現地就活できる時期を選ぶ?

カナダでは日本のような一括採というものがないので、特に現地で就活するのに時期を気にする必要はありません。

ただ、カナダに長期で滞在するにはビザが必要なためカナダのカレッジ・大学を卒業して申請できるようになるPost-Graduate Wrok Permitというビザを手にいれましょう。

これは卒業後、3年間カナダで就労できるビザで、多くの日本人がこのビザを使ってカナダに住んでいます。

なので、強いて言うならそのカレッジや大学の入学時期に渡航するというのが、現地で仕事を探すための第一歩だと言えますね。

特に英語力が高まる語学学校のコース例

TOEIC特化クラス

TOEICで800点を目指すコースや、より大学受験に特化したTOEFL、IELTSの特化を目指すクラスもあります。

日本での評価を重視するならTOEIC、アメリカで大学留学を考えている場合はTOEFLやIELTS特化のプログラムがおすすめです。

マンツーマンレッスン

語学学校の授業は特に指定がない限りグループレッスンです。特定の資格取得を目指したい場合やスピーキングを強化したい人は、マンツーマンレッスンがお勧めです。

英語を話す時間が多く、個人に合わせることができるため、使っているテキストで授業を受けることも可能です。

他にビジネス英語に特化したものや大学受験に特化したコースがあります。

自分の目的に合わせた英語力の強化を図りましょう。

留学中に英語力アップの効果を上げる方法

なるべく日本人以外と話すようにする

右も左もわからないカナダ留学で不安になる気持ちもわかりますが、留学の目的は英語を勉強しに来ることです。

日本人同士でおしゃべりばかりしていたら、せっかくの留学期間がもったいないです。

留学中は、積極的に日本人以外の人とコミュニケーションを取るように意識しましょう。

基本を大事にする

せっかく留学でカナダにまで来たのだから、と語学学校での予習や復習をおろそかにし、勉強できていなければ本末転倒です。

学校から出る課題を完璧にこなすことはもちろんのこと、毎日ホストファミリーとの会話を楽しむなど、特別なことはしなくても大丈夫です。

留学での基本をしっかりこなしていれば、きちんと英語力は伸びます。

留学後に英語力アップの効果を上げる方法

英語に触れる機会を作る

日本では、自分で作らなければ英語で話す機会がなかなかありません。

言語は長く使わないと忘れていってしまうので、オンラインの英語を受講したり、英会話カフェを利用するなど、意識的に日常で英語を使う環境を整えましょう。

1日30分は英語に触れる

英語に触れる機会を作ろうと思っても、日本ではそれすらも難しいものです。

そんな方は、せめて1日30分でも、英語を勉強する時間を作ってみたらいかがでしょうか?今では英語圏のニュースもラジオやインターネットで手軽に聞くことができます。

無料のサービスもたくさんありますので、是非利用して毎日英語に触れるようにしましょう。

トロントとバンクーバー、滞在するならどっち?

カナダの大都市といえば、トロントとバンクーバーです。

英誌The Economistが発表した2018年最も住むやすい世界の都市ランキングでは、トロントが7位でバンクバーは6位です。

ホームステイを考える上でどちらが良いのか、色々比較してみましょう。

費用の違い

まず、ホームステイ(1年間)の相場の目安です。

   
トロント72~108万円
バンクーバー90~135万円

カナダの住宅金融公社による最新の都市別平均賃料を比較すると、概してバンクーバーの方が地価に伴う家賃が高い傾向にあります。

またNUMBEOによる北米における生活費ランキングを比較しても、バンクーバーの方が高くつくようです。

カナダの税金には連邦消費税(GST)と州税(PST)、ハーモナイズド消費税(HST)など、日本人にとっては実に複雑な税があります。

GSTはカナダで一律5%ですが、PSTはその名の通り、州によって異なります。

HSTは特定の州のみで実施されている税金の方式で、連邦消費税と州税が合わさった税額です。トロントのあるオンタリオ州では実施されています。

バンクーバーのあるブリティッシュコロンビア州では州税が7%なのに対し、トロントのあるオンタリオ州では13%(HST)です。

GST/HSTのレート表に各州の税金が記載しています。

そのため、全体的な物価が高いのはバンクーバーに思えるかもしれませんが、生活をしていて税金がかさむのは実はトロントなんですね。

物価が高い地域はその分給料も高いことが挙げられるのですが、働かない人にとってはそんなの関係ないですよね。

ホストファミリーとのお金の感覚の違いに、最初は戸惑うこともあるかと思います。

$200以上使っている旅行者など、一定の条件を満たすと戻ってくる税もあるため、手間を惜しまない人は覚えておいて良いかもしれません。

特徴・メリット比較

次に、それぞれの都市の特徴を見ていきましょう。

トロント

  • 大都会
  • 冬は極寒
  • アフリカ・ヨーロッパ系含め幅広い人種がいる
  • 日本人が少ないため、多国籍の環境で勉強できる
  • 娯楽が多く、年間を通していろいろなイベントが行われている

バンクーバー

  • 自然に囲まれた環境
  • 一年を通して温暖な気候で住みやすい
  • アジア系が多い
  • 日本人が多いので意識して英語環境を作る必要がある
  • 娯楽は少なく、日本食レストランが多い

両都市とも魅力的ですが、トロントの方が都市である分、いろいろな人が集まり、英語環境も整います。

寒いのが苦手な人はバンクーバーの方がいいかもしれません。

バンクーバーは住みやすい都市とも言われており、ワーキングホリデーで訪れる日本人も少なくありません。

どちらも交通機関は整っており、仕事探しにも便利ですが、教育や生活など、全体にかかる費用はやはりバンクーバーの方が上で、ちょっとしたカフェなどでも$800くらいかかってしまうことがあります。

また気になる治安ですが、外務省の海外安全ホームページによるとカナダの犯罪発生率は2018年は日本の5倍です。

アメリカより犯罪発生率が低いため、治安が良いと言われるのでしょう。

普通に生活している分に、両都市における治安の違いはあまり顕著ではありませんが、トロントの方が都市である分、隣接するスラムが危険地域として注意喚起されます。